米の雑誌「TIME」にも取り上げられ、国内からも注目を浴びる茶室、それが「フジモリ茶室」だ。
この奇想天外な茶室は、東京大学名誉教授であり建築家の藤森照信氏が、自らの私有地に建てた3つのプライベートな茶室で、長野県茅野市に存在する。
世界からの注目を集め、各種テレビ番組や雑誌などで取り上げられているが、あくまでも藤森氏個人のものであるため、これまでは市民館主催のイベントなどを除いて内部に入ることはできなかった。
しかし今回、観光まちづくり推進機構が藤森氏の許可を受け、認定ガイド立ち会いの場合においてのみ、内部見学ができるプログラムが完成。
3つの茶室の1つである「低過庵(ひくすぎあん)」にて抹茶体験も組まれているので、建築クラスタ、茶室クラスタ、秘境クラスタは、この奇妙な茶室で抹茶をキメてみてはいかがだろうか。
プログラム詳細
【実施期間】4月~11月(雨天中止)
【申込締切】10日前 【所要時間】約3時間
【定 員】8名(最少催行2名)
【料 金】1名あたり7,500円(3名以上)、
参加者が2名の場合は1名あたり10,000円
※中学生未満の方は参加できません。
【料金に含まれるもの】
ガイド料、保険料、抹茶体験料
【アクセス】JR 茅野駅から車で5分
【行 程】
14:00 ツアー開始。藤森照信先生の思想の原点、諏訪大社上社前宮でガイドを受けます。
14:40 前宮裏の古代の道をウォーキング。
15:10 神長官守矢史料館(藤森照信氏が初めてつくった建物)を訪れ、ガイドを受けます。
16:00 3つの「フジモリ茶室」を見学。内部でガイドを受けます。
①はしごを登って「空飛ぶ泥舟」の内部へ。
②はしごを登って「高過案」の内部へ。
③真っ暗な「低過庵」の内部へ。しばらく暗闇を体験してから屋根をオープン。空の明るさを感じます。
16:30 低過庵の中で地元のお茶屋さんの手ほどきでお茶を点てる、手軽な「抹茶体験」。
17:00 ツアー終了。
※実施日時を指定せず、予約が入った時点で催行の可否を確認し、催行可能の場合に契約が成立する、発生手配型のプログラムです。