Nik Roos、Martijn van Sonderen、Thijs de Vliegerの3人は10代の頃、オランダ北部の小さな町フローニンゲンでグラフィティアートを通じて出会い、その後にドラムンベース・シーンで人気となったトリオ『Noisia』。
Vision、Division、Invisible Recordingsなどのレーベルを運営し、ドラムンベースの枠にはまらず、SkrillexのOWSLA、deadmau5のmau5trap、Jay-ZのRoc Nationなど様々なレーベルから革新的な音楽をリリース。
日本でも、ももいろクローバーZの“ Lost Child”をゴリゴリのドラムンベースにリミックスし、ファンを狂喜の渦へと巻き込んだことで話題になった。
そんなこんなで20年に渡りドラムンベース・シーンを牽引してきた『Noisia』が、Twitterにて解散することを報告した。
私たちはミュージシャンとして成長しました。 20年間、私たち3人全員がほぼ同じことを望んで活動してきましたが、今では異なるものを求めていることに気づきました。 私たち全員が同じ異なるものを望んでいた場合、別のNoisiaとして活動することは理にかなっていますが、またそれとは別のものが欲しいと思っています。
だからこそ、私たちとリスナーにとって、この状態を終わらせて次の章を開始することが最も最前の選択だと判断したのです。Noisiaは決して妥協しません。Noisiaが妥協点になったら、次のステップに進みます。過去数年間、ワゴンを軌道に乗せるために自分自身を再編成しようとしましたが、現実はまだです：私たちは以前の人ではなく、すべてが同じことを望んでいるので、すべてを一緒に行う時間は私たちの後ろにあります。
Noisiaは完成したゲームであり、Noisiaは美しく統合された形状です。私たちはその形状を削らず今の形でNoisiaを残したいのです。アーティストは、自分の作品がいつ完成しているかを知る必要があります。
この先どうなるかは分かりません。私たちはまだ同じ場所にスタジオを持ち、毎日お互いに顔を合わせます。私たちは友達で、何らかの形で一緒に音楽を作ります。
私たちは20年目と、これまでの20年を、全員と一緒に祝福したいと思っています。ファンの皆様にちゃんと別れを告げたいと思います。そうすれば、「驚くべき時代を、スタイリッシュに仕上げた」と振り返ることができます。
これは非常に難しい決断でしたが、今回の決断は、私たちが構築したものを壊さずに行う唯一の正しいことだと思っています。
私たちは自分たちがやったことを非常に誇りに思っています。私たちは音楽とビジョンを多くの人々と共有する機会を与えられたことに非常に感謝しており、その過程で私たちを助けてくれたすべての人々に大いに感謝しています。最後の年をNoisiaとしてできるだけ思い出深いものにすることと、今後の活動を楽しみにしています。Nik, Martijn, Thijs
Noisia 2000-2020 pic.twitter.com/XcKItusk9B
— NOISIΛ (@Noisia_nl) September 17, 2019
2020年末まで通常の活動を予定しているとのことだ。
