【日本産 Jazzy Hip-Hop】まずはこれを聴け!初心者にオススメのトラックメイカー5組

仕事終わりは Jazzy Hip-Hop 。深夜のドライブも Jazzy Hip-Hop 。デートの終盤も Jazzy Hip-Hop 。

そう、夜と言えば Jazzy Hip-Hop です。夜に聴くジャンルとしてはこれに勝るものはないかもしれませんね。

ということで、今回は日本産 Jazzy Hip-Hop 初心者の方に向けて、オススメのトラックメイカーを5組に絞って紹介します。

1. Nujabes(ヌジャベス)

本名「瀬場 潤(せば じゅん)」。アルファベットに変換して逆から読むと「Nujabes(ヌジャベス)」。ヒップホップのトラックメーカーですが、2010年、交通事故により惜しくも享年36歳という若さで亡くなりました。

しかし、この世を去った後も世界からのラブコールは止むことなく、海外では近年人気を集める「Lo-fi Hip-Hop」の先駆者としても高く評価されています。

Japanese Hip-Hop 界のレジェンドとも言えるヌジャベスのトラックはJazzyながらも、どこか “日本の美しさ” を感じる柔らかく穏やかなメロディが特徴的。初心者にまず聴いて頂きたいアーティストです。

歌がない曲が多いので、普段インストゥルメンタルを聴いていない方は少し退屈に感じてしまうかもしれません。そういった場合は身構えて聴くのではなく、雰囲気を出すためのBGM的な感じで聴いてみてください。

オススメは<luv sic>シリーズです。特に “luv sic pt2” はその中でもダントツの人気を誇り、テラスハウスのBGMなど様々な場面で使われています。

2. Robert de Boron(ロバート・デ・ボロン)

東京を拠点として活動しているトラックメーカーで、名前の由来はフランスの詩人「ロベール・ド・ボロン」から命名。日本のみならず海外からも評価されており、オリコンチャートで1位を獲得するなど人気は折り紙つき。

クラシック音楽をふんだんに取り入れたエモーショナルで壮大なサウンドが特徴で、聴いていると心が癒され、勇気が湧いてきます。彼の音楽に救われた人は数えきれないほどいるでしょう。私もその内の1人です。

Jazzy hip hopを聴くのであれば避けては通れない道。忙しかった1日の終わりにぜひ聴いて欲しいアーティストの一人です。

3. GEMINI(ジェミニ)

バイオリニストの Asuka Mochizuki(アスカ・モチヅキ)と、キーボーディストの Shiho Suzuki(シホ・スズキ)からなる女性 Jazzy Hip-Hop ユニット。

デビューアルバムはiTunesなどのHipHopチャートで1位を獲得し鮮烈デュー。シリーズ累計37万枚超えの人気コンピレーション「In Ya Mellow Tone」は常連で、最近では冒頭1曲目を飾るほど高評価。

特に “Addicted To You” は必聴です。個人的に<Jazzy Hip-Hop トップ5>に入る名曲だと思っています。

あと、リミックス作品ですが “One Child – jason chu ft. Eva Li (Gemni Remix)” もGEMINIらしさが滲み出ていてオススメ。

彼女らの作るメロディーは軽快なのにどこか切なくて…ぜひ夜景と一緒に聴いて欲しいですね。

4. FLY COAST(フライ・コースト)

Acro Jazz Laboratories、INHERIT等の様々なユニット / 名義で日本の Jazzy Hip-Hop / Mellow Hip-Hop シーンに影響を与えてきた DJ-CHIKA a.k.a. INHERIT が、LAのラッパー Nieve とスタートさせたユニット。

そのごついガタイからは想像できないような甘く優しいメロディーが特徴で、Nieveら歌い手を引き立てるスムースは曲作りは、聴くだけで心が穏やかになります。

5. re:plus(リプラス)

Hiroaki Watanabe によるソロユニットで、デビュー曲 “Everlasting Truth” はiTunesのHip-Hopチャート1位を記録。

日本のみならず上海や北京、アジアでも活躍しており、中国では「日本JAZZ HIP-HOP之王」と呼ばれたりしています。

Hip Hop、Jazz、Ambient、House、Acousticなど…多岐に渡るジャンルの影響を受け、独自のフィルターを通した彼の音楽は唯一無二。

その音楽は聴いていて心地いいだけではなく、場の空気を彩るアーティスティックな一面も持ちます。

まとめ

せわしない日常を過ごし、どこかで一人の時間を確保したいと思うのは私だけでしょうか?

仕事の帰り道、家族が寝静まった後、夜のドライブ…

一人の時間に彼らの音楽が加わると、より充実した時間を過ごすことができるでしょう。

ぜひ夜のお供としてJapanese Jazzy Hip-Hop を聴いていただきたいですね。