きくお、KOTONOHOUSE、ネス、DJ WILDPARTYなど、各界から総勢40名を集めた大型パーティ<電ドラ!>の主催をはじめ、ボカロとクラブ音楽の境界線をシームレスなものにしてきたボカロP『ATOLS』が、最新アルバム「MIKU 4」に収録されている“御伽の国 feat. 初音ミク”のMVを公開した。
冒頭の歌詞に出てくるメスカリンとは、ペヨーテと呼ばれるサボテンから採取できる幻覚作用のある薬物のこと。「メスカリンの雨が降る。ここは夢見る御伽(おとぎ)の国」という少し危なげな歌詞と、幻想的なサウンド、そしてバーチャル空間のような映像が合間って、神秘的でありながらアングラな世界観となっている本作。
ユーザーからは「メスカリンの雨は、VRのことではないだろうか。現実との境を曖昧にして、ポリゴンで出来た、鮮やかな色彩の空間へ没入する様。それか、もはや現実を可視化できず、バーチャル空間でのみ視認されていく暗喩なのか。どちらにせよ、最後に仄暗い苦しさを、そっと置き惑わせるのがATOLSさんらしくて幸せ。」
「これが幻覚だとしたら、ドッドになっているのはブレているからなのかな?サイレンの音というのはパトカーとかが追いかけているからで身体や心が燃えるは禁断症状とかでダメージを受けている?友の言霊は幻聴が聞こえたor警告だったりなのかな」といった考察コメントが寄せられている。
御伽の国 / 初音ミク
— ATOLS (@ATOLSX) March 6, 2020
作詞/作曲/動画 ATOLS
YouTubehttps://t.co/l809CTIvRM
NicoNicohttps://t.co/F3OQx1BwS4 pic.twitter.com/j3WCrD7G9L