【Deep Minimal】Richie Hawtin が F.U.S.E. 名義で非同期音楽『SYNTAX』のマスター版をリリース

テクノシーンを牽引する Richie Hawtin(リッチー・ホウティン)と、弟の Matthew Hawtin(マシュー・ホウティン)が F.U.S.E. 名義で新レーベル<From Our Minds>からEP『SYNTAX』をリリースした。

日本語で「構文」と名付けられた本作は、「音楽の媒体を再考する」非同期音楽プラットフォーム『async』と、NFT(Non-fungible token)を掛け合わせた実験的な試みから始まった作品で、今回リリースされたEPは、NFTでリリースされた『Syntax [Two]』のマスタートラックに加えて、ダンスフロアに焦点を当てた『Syntax [One]』が収録されている。

『async』では、いくつかのレイヤーに分けられた本楽曲を、レイヤーごとにユーザーが所有権を購入して音を変更することができる仕組みになっており、所有権を持つユーザーらが音を変更して完成した楽曲は約1週間後にリミックス・バージョンとして発表されるとのこと。

『Syntax』は、アートには順応性があり、パブリックスペースに入ることで進化するという未来を想定しています。

Richie Hawtin