Floating Points と Pharoah Sanders によるアルバム「Promises」リリース

UKの電子音楽シーンを牽引するプロデューサー Floating Points(フローティング・ポインツ)と、テナーサックスプレイヤーとして名高い巨匠 Pharoah Sanders(ファラオ・サンダース)、そして ロンドン交響楽団 を交えたアルバム「Promises」が、デヴィッド・バーン主宰のレーベル<Luaka Bop>からリリースされた。

本アルバムはフローティング・ポインツが作曲し、ロンドン交響楽団に演奏を依頼。その音の上に去年10月に80歳を迎えた巨匠ファラオ・サンダースのサックスが載せられたポストクラシカル×ジャズな作品。

この音楽史に残るコラボレーションを記念し、<NPR Music>では明日にオンラインリスニングパーティーを開催。ジェームズ・ブランドン・ルイス や ヴァル・ジーンティらのトークも予定されているそうだ。

ファラオ・サンダースは現在80歳で前作は16年前。最近では雑誌 The New Yorker のインタビューで「しばらくレコードを聴いていない。水の波音に耳を傾け、電車から人が降りる音、または飛行機が離陸する音を聴いている」と、悟りを開いた達人のようなコメントをしていたが、またこうして彼の音楽を聴けるとは本当に嬉しい限りだ。