【訃報】グラミー賞ノミネートアーティスト Sophie(ソフィー) 34歳で死去

グラミー賞ノミネート歴のあるアーティスト Sophie(ソフィー)が転落事故の後の現地時間1月30日、午前4時に死亡したと所属レーベルをはじめ海外の各メディアで報道された。

Sophieの所属していたレーベル<Transgressive>は、ツイッターなどを通して以下のように説明している。

グラミー賞にノミネートされた現代ポップ・アーティスト兼プロデューサーのSophie Xeon(通称SOPHIE)は、土曜日の朝に34歳でひどい事故で亡くなりました。

悲劇的なことに、私たちの美しいソフィーはひどい事故の後で今朝亡くなりました。彼女の精神性に忠実に、彼女は満月を見るために登り、滑って転落しました。

アーティストの広報担当者は声明のなかで、ソフィーはギリシャの首都アテネの自宅で現地時間の1月30日、午前4時に亡くなったと述べた。

UKを代表するシンガーソングライター、サム・スミスは「悲痛なニュース。世界は天使を失った。私たちの世代の真の先見性と象徴。」と投稿。

同じトランスジェンダー・アーティストのArcaはTwitterでソフィーに対し以下のように気持ちを綴っている。

ソフィー、あなたが死んだというニュースが信じられません。そして私はまだ喪失感を処理しようとしています。 あなたと一緒に成長することで、私は何年にもわたって孤独を感じることが少なくなりました。連絡を取り合ったあの日々がとても恋しいです。

これを書いている私を圧倒する悲しみが込み上げていますが、私が最も深く感じる感情はあなたへの感謝の気持ちです。あなたの創造性を通して私たちとあなたの光を共有してくれてありがとう。 私の心の傍には常にあなたがいるでしょう。

シーンの中でも一際に異彩を放っていたソフィーは、独創性の高いオリジナル楽曲も評価されていましたが、くだらないポップ・ミュージックをアート性の高い作品に変換することができる、まるで錬金術師のようなリミキサーの資質も高く評価されていました。ソフィー、どうか安らかに眠ってください。あなたの音楽はこれからも生き続けて行きます。合掌。