沢尻エリカが所持していたとされる『MDMA』とは

こんにちは。アンダーグラウンド研究家のマニです。

今回は沢尻エリカさんが所持していたとされる『MDMA(メチレンジオキシメタンフェタミン)』について説明したいと思います。

『MDMA』は別名「タマ」「ペケ」「バツ」「エクスタシー」とも呼ばれている化学的に合成されるアンフェタミン類の合成麻薬です。

安価で入手しやすく、薬物とは思えないラムネのような見た目から、クラブ・フェス文化の発展している海外では特に数多く出回っています。日本でも、私が知る限りでは20年前から当たり前の様に出回っていました。

コカインやカフェインと同じく中枢神経系の活動を増加させ、摂取すると心拍数や血圧が上昇する興奮作用があり、テンションが上がります。

MDMAの化学構造的には幻覚作用もあるようですが、経験者からの証言ではLSDなどに比べると幻覚作用はかなり弱く、はっきりと幻覚を見ることはほとんど無いとのこと。

「パーティードラッグ」「セックスドラッグ」とされ、クラブやフェスなどのパーティーの場面や、セックスの時に活用されることが多いようです。

五感への作用は少なく、気持ち良さ・快楽度が飛躍的に上がるわけではありません。また、アルコールや大麻の様に意識が朦朧することもありません

副作用としてセロトニンを伝達する神経細胞が傷つき、被害妄想記憶障害精神錯乱抑うつ睡眠障害不安症状などを発症する可能性があるとされています。

MDMAを摂取した人達にどんな感じになるのかと聞くと「恋した時のドキドキに近い」とか「すごい嬉しいことが合った時のテンションになれる」と、効果がある人もいる一方で、「少し体が痒くなっただけ」とあまり効果の出ない人もいる様です。

もし、MDMAなどの薬物を入手できる機会があっても使用は控えてください。摂取して効果があればあるほど依存してしまい、やめられなくなり、精神が蝕まれて、いずれ警察に捕まります。

ちなみに私はやったことはありません。