チャット小説アプリ『peep』2.7億円の資金調達。徐々に盛り上がるタブレット小説アプリ

チャット小説アプリ「peep (ピープ) 」を手がける、taskey株式会社は、グローバル・ブレイン7号投資事業有限責任組合、Global Catalyst Partners Japan投資事業有限責任組合、三井住友海上キャピタル株式会社、株式会社VOYAGE VENTURES、三生キャピタル株式会社の合計5社より、総額2.7億円の資金調達を実施した。

ビープは、3~5分で読むことができる小説をチャット感覚で閲覧できる小説アプリ。動画とテキストを組み合わせた新しい読み物コンテンツとして、スマートフォン時代に最適化したサービスを展開し、世界で愛される作品の輩出を目指すとのこと。

2019年5月24日(金)には、タレントの永尾まりやさん主演のシネマ小説を「peep」内で公開を予定しており、今後は「シネマ小説」にタレント・俳優を積極的に起用し、よりクリエイティブな作品を配信していくようだ。

代表取締役CEOで作家の大石ロミーは「2017年12月のリリースから1年半弱ですが、DL数も70万を越え、月額960円のプレミアム会員も堅調に伸びてきています。今スマホで楽しまれている読み物のエンタメは、そのほとんどが紙のコンテンツに依存しており、スマホならではの特性をうまく活かせていないように感じています。手塚治虫がハリウッド映画を見て、それを紙に描き起こし「漫画」を作り出したように、我々もスマホで表現する新しいエンタメのフォーマットを作り出したいと思っています。」とコメント。

『TELLER』や『Balloon』のチャット小説アプリ、『ベリカフェ』や『noichigo』などの小説アプリなど、徐々に盛り上がりを魅せるタブレット端末に最適化した小説アプリ。数々のヒットを生み出しているネット小説サービス『小説家になろう』の行く末を含め、今後が楽しみだ。

【peep】
●価格:無料 ※App内課金有り
●1ヶ月読み放題¥960
●1週間読み放題¥360 他プラン有