BLアワード2019
毎年一般BLファンの投票のみで作品を選出し、さまざまな視点からランキング化する、BL情報サイト「ちるちる」主催の<BLアワード2019>の結果が発表。前年に話題となったコミック、小説、CD、アニメ、活躍した声優を8000人近いファンの投票により本年もランキング化された。
男性同士の恋愛を描いたドラマ『おっさんずラブ』など多くのBL寄りのコンテンツが市場を席巻したこともあり、有効投票数は昨年の約1.5倍である7,332人となったようだ。さらには海外からの投票も10%以上あり、日本国内だけでなくインターナショナルな広がりを見せるジャンルとなっている。
今回ランクインした作品は『リカー&シガレット』といった王道の人気タイトルから、『素人ヤンキー♂危機一発!!』、『もみチュパ雄っぱぶ♂タイム』、『ファザー・ファッカー』、『かしこまりました、デスティニー -Answer-』などの個性あるタイトルが並ぶ。その中アニメランキングでは『名探偵コナン』が堂々ランクインするなど、BL界の底の深さも垣間見える結果となっている。
ランキング一覧
コミック作品ランキング / シリーズランキング / エロ作品ランキング / 次に来るBL作品ランキング / 小説ランキング / ディープ作品ランキング / 攻めキャラランキング / 受けキャラランキング / BLCDランキング / BLCD声優ランキング / 表紙デザインランキング / アニメランキング
合同フェアもスタート
今回の結果発表に伴い「全国書店員が選んだおすすめBLコミック2019」、「BLアワード2019」、「コミックシーモア」「honto」「Renta!」などで<BLアワード>の合同フェアがスタート。
「BLアワード2019」、「全国書店員が選んだおすすめBLコミック2019」の上位受賞作品を中心としたBL本を2冊購入すると限定小冊子『HOW TO BL 2019』が1冊配布される。これは2018年のBL界を彩った作品の特別描き下ろし漫画25作品、ランキング上位作家コメントが掲載された68Pの小冊子となっている。
しかし、BLアワードの広告デザインを見ると卑猥なモノを連想してしまうのは私だけだろうか。