超豪華メンツのカオスイベント<電ドラ>が伝説レベルで面白かった

こんにちは!Coshitan編集部です!2月2日に渋谷のクラブVISIONにて開催されたイベント<DENDRA! Reincarnation:以下 電ドラ>って知ってますか?

<電ドラ>とは、ボカロ・ベースミュージックのパイオニア『ATOLS』によってプロデュースされた音楽イベントで、今の音楽シーンを彩るボカロPDJトラックメイカーVtuberヒューマンビートボクサーなどなど、40名にも登る超豪華メンツが集結したカオスな祭りです。とりあえず出演者を見てみてください↓

え、メチャやばくないですか?でですね、なんと今回で<電ドラ>は最終回らしいんですよ。これは行くしかないでしょ!

はい。ってことで電ドラの方にレポート許可を頂きましてやってきました電ドラ!今、開場の15分前なんですが、すでに行列ができてます。

そうこうしている内に12時!開場したので中に入って散歩したりグッズ買ったりしてまったりしていると始まりました!電ドラ!!!

GAIAステージのトップバッターはVtuver『ミソシタ』!!!

おなじみのポエム・コアで背中を摩るようにフロアを温めてくれました。「映像だけだからちょっとステージ寂しい気もするな」と思い始めたその時!なんとボカロP『ばぶちゃん』が乱入してきました!

相変わらず頭が長いミソシタ
最初は「だれ?」って思ってたけど ばぶちゃん でした

ばぶちゃんの登場&ヤバすぎるパフォーマンスで沸き立つ観衆。フロアの世界観は「電子ドラッグ・パーティー」に…この非日常的な世界観!たまんねぇぜ!次はどこに行こうかなー。

そうそう、ここ渋谷VISIONは4フロアが用意されていて、各フロアで同時にライブが行われているんです。つまり大型フェスと同じく回遊型のクラブ会場になっているんです。最高すぎるんですが、観たいアーティストが被ってどっちを観るか苦悩する問題が発生したりします。

で、ふらーっとフロアを回った後にブレイク・コアとボカロを融合させた楽曲で知られる狂気のボカロP『回転楕円体』を観に行きました。最高!

電ドラ模様のケミカルなパーカーにペスト医師の鳥マスクを着用した姿で登場した 回転楕円体 。ブレイク・コア好きはここで一回昇天

ブレイク・コアでだいぶ脳ミソが仕上がってきたなー、ってことで大好きな『竹谷嘉人』のライブペイントを観に行く。

めちゃめちゃカッコいい。竹谷嘉人 を知らない人は検索して作品を観て欲しい

ミニマル・テクノが流れる中、黙々と絵を描く『竹谷嘉人』。なんとも言えない静寂的な世界観。感性研ぎ澄まされる感じがします。もうちょっと大きな作品かなと思ってたけど、このサイズ感もGood。

で、その後にヒューマンビートボクサーの『SHOW-GO』、ブレイク・コアの『鬼畜生』、萌え系からドープ系まで選曲する『DJ WILDPARTY』を拝見。

『SHOW-GO』は、世界トップレベルのダブルベースと呼ばれる超難度の技に加え、人間とは思えない超重低音で、レフトフィールド系のベースミュージックを披露してくれたのですが、これがやばかった。SO-SOしかり、近年のヒューマンビートボックスのレベルの高さを見せつけられました。

『DJ WILDPARTY』はオタク大歓喜の選曲からゴリゴリのトラップまで選曲が神がかっている…。その様子を観て欲しかったのですが、なぜか動画の音声だけ入ってない!なんで!?

音声入ってなくてすいません

お次はオタク系ブレイクコアで知られる『すてらべえ』のライブへ。フロアの観客も強者揃いでめちゃくちゃに盛り上がっている。

「キティがVチューバーになった。」「悲しい。」からの超絶ブレイクコア

そして次はKawaii-EDMシーンの重要人物『Aiobahn』登場!オリジナル曲やボカロ曲、そしてスクリレックスなどの人気EDM楽曲を超絶テクでMIXしてフロアは大盛り上がりに。

ミックスうますぎ

EDMを堪能したあとアニソンダンス/タットダンスシーンのトップダンサーで、リアルアキバボーイズのメンバーである『ネス』を少し堪能して『中村さんそ × nyankobrq』のステージへ。

中村さんそ × nyankobrq でリフレッシュタイム

中村さんそ × nyankobrq で頭と体が癒された後に来たのは『ばぶちゃん』。

ばぶちゃん は普段姿を見せないのでどんなスタイルで登場するんだろうと思いながら待つと赤ちゃんの鳴き声が…。

怖えよw

そして登場した ばぶちゃん!まさかのバンドセット!

手に赤ちゃんを持っているのが ばぶちゃん だと思われる

圧巻のライブを披露してくれた ばぶちゃん 。ゲームミュージックのパイオニア『Chip Tanaka』のチップテクノなライブも堪能したい!ということでフロア移動して到着。

容量の少なそうな軽いゲーム音と、ずっしり重厚な低音の激しいコントラストが最高すぎるテクノを浴びて、次は大好きなボカロP『Misumi』のDJ!!

超ドープなボカロトラップから、“MARETU – マジカルドクター feat.初音ミク”など、狂える楽曲、そしてビリー・アイリッシュまで選曲するセンスが好きすぎる!

選曲が神

ひとしきり踊った後に始まるのは電ドラプロデューサーであり、ボカロ・ベースミュージックのパイオニア『ATOLS』のライブ!

めちゃくちゃに人が居る!そして盛り上がり方が尋常じゃないwもう観客は踊りすぎてランナーズハイ状態。もはや踊り疲れれば疲れるほど快楽を得られる音の亡者です。

曲から曲への移行(変移)させる技術がマジで鬼だった

さあ、ラストは『きくお』『KOTONOHOUSE』『Lexenanchaos』と同時開催!豪華すぎる!少しづつ音を浴びようかと思ったど『KOTONOHOUSE』のステージはギュンギュンに人がいすぎて入れず…。

『きくお』と『Lexenanchaos』のハーフ&ハーフにしようと、『きくお』ステージに移動。人が多すぎるw。

後光に包まれる『きくお』

『きくお』は、オリジナルのリミックス曲を中心に披露。途中で「死ぬほどBPM上げるから付いてきてください」との報告をした後、90前後から始まったBPMは250をゆうに超え人間では付いていけない神の領域へ入る場面も…。

BPMが速すぎて痙攣する者も発生
神のBPMからのドロップ!!!

『きくお』のパフォーマンスが最高すぎて『Lexenanchaos』を観に行くのを忘れるほど魅了され、踊り惚けていると内にイベント終了!!えっ!?もう終わり!?8時間はやっ!!

最後は出演者が出てきて「ありがとうコール」が巻き起こりエンディングVTRが…感動。

ということで絶対に伝説として語り継がれるであろうイベント<電ドラ>のレポートでした!

ありがとう電ドラ!!!

電ドラに来た人の声

男性:電ドラで人生を変えられて自分でもイベントをはじめます。ばぶちゃん をゲストに呼んだイベントを考えています!電ドラありがとう!

男性:まじで電ドラ終わってほしくないです。

男性:電ドラ終わるとかほんとに悲しい。ぴえん

女性:え!?最後なんですか!?え、来て良かった。

女性:進化して帰ってくるのを待ってます!


※レポート取材にご協力いただきました電ドラスタッフの皆さま、ならびにアンケートにお答えいただいてくれたお客様、本当にご協力ありがとうございました。