【映画】チケットが48時間でほぼ完売した超豪華フェスはなぜ失敗したのか。『FYRE(ファイア)』のドキュメンタリーが面白い!!


Netfixが、2017年に開催された最悪の音楽フェス『FYRE festival』の裏側を追ったドキュメンタリー映画『FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー』を配信した。

FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー

若き起業家ビリーと、ヒップホップ界の大物ジャ・ルールが開催したフェスの物語

プライベートジェット機で入島すると、そこには最高の音楽と海、豪勢な食事と酒が待っている。そして優雅なヴィラで快適に眠り、楽園の様に美しい島で朝を迎える。それが『FYRE festival』で実現できるハズだった。

Major Lazer、Blink 182、Disclosure、Kaytranada、Lil Yachty、Skepta、Le Youthなどらのトップ・アーティスト。

ベラ・ハディッド、エミリー・ラタコウスキー、ケンダル・ジェンナーらといったトップ・モデル。

豪華クルーザーに宝探し。

FYRE festivalは瞬く間にネット上でバズり、メディアにも取り上げられ、およそ16万円~130万円する超高額なチケットは48時間でほぼ完売した。

そして2017年、世間が注目する中『FYRE festival』は開催されるが、あまりの酷さで初日に中止。後に首謀者のビリーは詐欺罪で逮捕される。

なぜ、どのようにして失敗したのか。是非『FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー』で、若き起業家の軌跡を観て欲しい。

元々『FYRE』の企画はスマホのアプリからスタートしていて、そのアプリは「アプリで簡単に大物アーティストへ出演依頼ができるサービス」を実現させるものだった。そしてアプリの宣伝としてFYREフェスが考案されたのだが、結局アプリ開発はFYRE事件で消失している。このアプリが実現していたらどうなっていたのだろうか。

Netflixでチェックする

※HuluでもFYREのドキュメンタリー『FYRE FRAUD』が公開されたそうですが残念ながらまだ日本では観れません。

ちなみにHuluはNetflixの制作した『FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー』を強く批難して、Netflix側はHuluの制作した『FYRE FRAUD』を批難しているようです。Hulu側の批難している点は「FYREのマーケティングを担当したJerry Media社が制作に参加している」ということ。一方のNetflixは「Huluは詐欺師のビリー本人に2,000万ドル以上もの出演料を支払ってインタビューを敢行している」ということを批難しているそうです。