サブカルチャーとは?サブカルの意味、誕生と歴史など徹底解説

サブカルチャーの意味

サブカルチャー(略語: サブカル/英語表記: subculture)

日本でのサブカルチャー

日本では、「メジャーではないポップカルチャー」のことを指し、漫画やアニメ、ゲーム、アイドル、鉄道、小説、マニアックな音楽などが含まれる。ほとんどがビジネスと直結しているため、日本におけるサブカルチャーは主に消費者によって形成される。極端に言ってしまえば「そこまで人気のないエンターテイメント」である。しばしば「オタク文化」と同じ意味としても使われる。

アメリカやイギリスにおけるサブカルチャー

20代のアメリカ人とイギリス人にサブカルチャーの認識について聞いてみたところ、「日本と同じくアイドルや漫画などの大衆文化をサブカルチャーとして指すことの方が多い」と答えた。

サブカルチャーという言葉は元々アメリカで生まれ、当初は社会的な「下位文化」または「副次文化」という意味合いが強く、少数民族やLGBT、ストリートチルドレン、パンク、ヒッピーなどを指していたが、現代ではそういった社会学用語的な意味で使うことは少なくなっている。

サブカルの発生起源

サブカルチャーという言葉は元々、アメリカの社会学者である David Riesman(デイヴィッド・リースマン)が1950年代に「主流文化を受け入れなかった社会的少数派」というような意味で使ったのが始まりとされる。

初期のサブカルチャー研究は、シカゴ学派らによる「非行少年の築く特殊な文化の研究」から始まったとされる。後に彼らは Social disorganization theory (社会的無秩序理論) を提唱し、貧困や暴力などで発生した “組織的な配列の乱れ” が原因で主流の文化を受けられなかった人々が、代替として作り上げた価値観や文化を作るためにサブカルチャーは出現したと主張した。

また、サブカルチャーの発生要因を語る上では、1960年代にシカゴ学派の Howard S. Becker(ハワード・S. ベッカー) らによって提唱された Labeling theory(ラベリング理論)を外して考えることはできない。この理論は、非行などの逸脱した行動に関する理論で、「逸脱というものは、他社からのラベリング(レッテル貼り)によって生み出される」というもの。つまりサブカルチャーは主流文化の人々が自分たちと違う文化の人々を区別するプロセスの結果に発生したものでもある。

とは言えサブカルチャーの発展は、主流文化に対抗する形で誕生したビートニクなどのカウンターカルチャーによるものが大きい。

カウンターカルチャーとの違い

カウンターカルチャーは資本家階級に属する富裕層や貴族層が受ける上位文化・高級文化(ハイ・カルチャー)に対する批判・対抗する文化の総称として誕生した言葉です。現在では意味が広がり、「あるメインカルチャーに対抗した文化のこと」を指します。

つまり、サブカルチャーは「他の文化に関係なく自然的に発生する文化」ですが、カウンターカルチャーは「対抗する文化が存在して意図的に発生する文化」になります。

アンダーグラウンドとの違い

アンダーグラウンドは、サブカルチャーから発生した活動や場所、文化のことを指します。なのでサブカルチャーのサブジャンルです。

アンダーグラウンドに関してはこちらの記事をご参考ください。

サブカルチャーに含まれるもの

漫画、小説、アイドル、鉄道、フィギュア、シティポップなどの一部コアな音楽ジャンル、地方のお笑い芸人、ミリタリー、格闘技、競馬などの公営ギャンブル、ダンス

サブカルチャーな言葉

B級グルメ、なろう系、ボカロP、Vtuber、ライバー、ゲーマー、ダンサー、アンダーグラウンド

サブカルの使い方例

「ミリタリーは間違いなくサブカルだろ!」
「ここがサブカルチャーの聖地、秋葉原(ゴクリ)」
「実は俺の親父、サブカル系なんだ…」


参考文献:アウトサイダーズ―ラベリング理論とはなにか孤独な群衆NEW DIRECTIONS IN SOCIAL DISORGANIZATION THEORY

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